2011年8月3日水曜日

三宅島再上陸〜ワトソンと行く三宅島一日目〜

あしたばん編集部の大西です。

わたくし本日、上地に続き三宅島に再上陸いたしました!
条件付きの運航でしたが、「さるびあ号」は無事に到着。
はじめて椅子席での船でしたが、二度目ということもありぐっすりすっきり!
しっかりと就寝時間に寝つきました。わりとたくましくなってきたようです。

伊ヶ谷港からバスにのり、前回リサーチでもお世話になった民宿「つくば」へ。
お母さんとじいに「久しぶりだね〜」「遅かったから、伊ヶ谷のほうに着いたのかなって言ってたのよ〜」と出迎えていただいて、すっかり旅の疲れも吹き飛びました(しっかり寝ていたのは棚に上げ)。


「今日は暑くなるぞ!」というじいの予言通り、今日の三宅島はすごくいいお天気。



真っ青な空、入道雲!空がとっても大きくて、気持ちがいいです。
朝ご飯をいただいた後は、つくばのお母さんと、つくばのお手伝いをされている、りささんとおしゃべり。ここで、同じく三宅島大学チューターの村上くんとも合流しました。
明日からはじまる富賀神社祭りのお話や、普段の遊びにいく場所のお話
2000年の火山噴火の日のお話なども伺いました。
雨のように降る火山灰、落ちてくる溶岩を避けて走っていくなかで、
「天空の城ラピュタ」の竜の巣のように、下から立ち上っていく雷がとても綺麗だったこと…
実際の体験の話を聞くと、とてもリアルで情景が浮かび上がりました。
どんな気持ちで走っていたんだろう…と思うと、胸があつくなります。


また、噴火前の雄山の緑の美しさや、
雄山にあった牧場を思い出しながら話す姿がとても印象的でした。
牛と触れ合ったり、売り場でアイスを食べたりできたあの風景が大好きだったと話され

今の三宅島の自然もとても素敵で、新鮮なことばかりですが、
これからの三宅島の自然を考えていく事、そして「大好き」な三宅島の姿を残していくことを 三宅島大学でも、考えていきたいと思いました。


さて、ここで遅ればせながらご紹介しますのが、今回の三宅島再上陸を共にしている
助手のワトソン君こと岩橋くんです。

後ほどワトソン君から自己紹介があると思うのでここでは割愛しますが、
いろいろあり(面倒なのではないです、割愛しているだけです)リサーチのお手伝いをしていただいています。

いったん「つくば」をあとにし、坪田地区の徒歩圏内を歩いてみました。
前回は歩いてまわることをあまりできていなかったので、身体をなじませるため
風景を吸収するため、発見をするため 歩いて写真を撮ることも大切にしようと思っています。
まず、月の道から三池港へ。


六月のリサーチの際はずっと曇り空だったので、快晴の三宅島ははじめて。
とにかく海の青さと空の広さに大感動です。
濃いブルーと海岸の黒は絵の具を落としたような色使いで、これを見ているだけで「来てよかったー!」と思える場所。ここで授業したいですね。御蔵島も見えました。
そして、




今日は波がすごく高かったです。大きな「シャバーーーン!!」という音に合わせて波が叩き付けられる海岸がど迫力。個人的にはずっと見ていて飽きない感じだったのですが、歩みをすすめます。そこで!



みつけちゃいました、ハイビスカス!道をはさんで緑でいっぱいに満たされた三宅の風景に、真っ赤なハイビスカスはひときわ目立っていました。この後空港まで歩いたのですが、三カ所でみつかりました。どなたが植えているのでしょうか、素敵です。そうそう、もう少し歩くと


空港までやってきました。
幸運なことに、飛行機着陸のタイミングに遭遇することができました。

さて、そろそろお昼の時間。「沙梨」さんでラーメンをいただいてから、
上地と合流。ここでじいが「釣りいくか?楽しいぞ」と声をかけてくれました。


ふたつ返事で「行く!」となり、漁港へ。
初めての三宅島での釣り。父が釣り好きなので海釣りは経験していましたが、なんせ小学生ぶりなので「ヘッタだな〜」とじいに笑われながらも、釣り教室のはじまりです。

じい先生は餌のオキアミをスプーンで海に投げ、魚が上がってくるのを待ち
そこに釣り竿を垂らすように教えてくれました。
竿をあげるタイミングも大事。竿を下げる深さも大事。
感覚的な部分のようですが、じいが教えてくれるとなんだか不思議、ちょっと慣れてきました。無事にアジゲットです!


やったね。上地もワトソン君もアジゲット。

じいは民宿で、こんな話をしてくれました。
「若い人が島に来て、ここで生活をしたり仕事をするやりがいを感じてほしい。もうじいは71だけど、『若い衆』に入るんだぞ。これじゃだめだ。もっと島によくなってほしい、若い人が来なきゃ島の発展はないよ?島がよくなっていくのがじいの夢だ」

じいは二度しか三宅に来ていないわたしにも、とても丁寧に釣りを教えてくれました。
じいの、そんな思いからくる優しさなのかなあと思うと、自分ができることを改めて考えます。

三宅にくると、本当に出会う方出会う方、よくしてくださいます。
都会で暮らして挨拶もあまりしない環境に昨日までいた自分が嘘のよう、
声をかけあうことのきもちよさ。帰ってきた気分にしてくださる環境。
こういう部分を伝えていくことも、わたしにできることなのかもしれません。


じいにお礼をつげ、今度は村役場にお邪魔し、
副村長池山さんと、村役場の青沼さんと三宅島大学についてのお話をさせていただきました。

今後の展開、プレ授業、開校式について等のお話。
プレ授業については、次回「あしたばん」でも告知予定ですので、ぜひお楽しみにしてくださいね!

お忙しいなか時間をつくっていただき、三宅島大学についてもまた考える機会をいただきました。


民宿につくと、あ!


さっき釣ったアジ!うれしいです、夕飯にしていただきました。
やはり格別です。

夕飯をいただいてから、
クライミングウォールへー!!



沖倉商店の沖山さん、スナッパーの野田さんに教えて頂きながら
はじめてのクライミングウォール。
手をおく場所にもルールがあり、身体だけでなく頭もつかいます。

登りながらわかるのですが、身体の重心の置き方や平たい石を選んで足をおくなど
コツがわかってくると面白い!
ただ、わたしは「高所」への恐怖の壁が高く難易度の低いものしかクリアならず。
ワトソンはひょいひょい登ってました(いいなあ)。
はまってきたらしく、サークル作ろうかなあ、とも言っています。

教えてくださった沖山さん、野田さん、同行してくださった青沼さん、本当にありがとうございました!

今日は島の方にお話を伺ったり、三宅島の「いま」を体感した一日。
明日の予定は決まっていますが明日のブログでお会いしましょう(楽しみは、ひっぱって…)。


(大西)

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