2011年9月1日木曜日

しばしのお別れ。再会への一歩!

8月31日(水)

約一ヶ月の滞在の区切りとなる、かもしれない日。
かもしれない、という風に曖昧になってしまうのは、
今日の東海汽船の定期便は欠航、
飛行機は条件付きでの運航、となっていたからです。
しかも昨日の飛行機は、三宅島上空まで来たのにも関わらず、
視界不良のため着陸せずに東京へ戻ったそうで
最後の最後まで飛ぶか分からない分、すごくドキドキでした。

今日もちゃんと起きられました。皆勤賞!!
実は昨日、一足早い皆勤賞をもらっていたのです。無事に達成できました!!
夏とは思えないような、涼しい朝でした。
今日で最後か〜って思うと、ひとつひとつの作業にも気合いが入る。
慣れてきた作業の流れ。覚えた機械の番号。生地を流すタイミング。
うぐいすパンの巻き方。ツイストの結び方。ジャムパンとクリームパンの成形。
ロールパンとコロネ生地の伸ばし方。メロンパンの詰め方。
カレーパンの両手使い。各調理パンの具。シール貼り。パンの箱詰め。
不器用な私は、どれもこれも慣れるのに時間がかかっていました。
ルミさんに、「もう調理パンは任せられるかな〜って思って来たとこなのに」と最後に言われたときは、なんか嬉しかったです。
ミキさんが余分にパンをとってくれていて、「好きなやつ持っていって〜」と言われたのも嬉しかった。
「もしかしたらまた手伝いに来ることがあるかもしれないしね〜」と笑って言ってくれたのも嬉しかった。
そのときは即戦力になれるように、精一杯がんばります!
最後の配達も終えて、家に帰る。
荷造りもまだ終わってなかったぶん、色々とドタバタしていました。
ミキさんは前々からこの日に予定があり、先にお出かけ。
「帰ってきたら、いたりしてね〜」と笑いながら話して、いってらっしゃいと普段通り見送りました。
その後は、カズさんと昼ご飯。
カルボナーラでした。最終日のお昼ご飯も、やっぱり麺!!
とても美味しかったです!

荷造りも終わったあと、カズさんと空港へ移動!
船ではなく、飛行機に乗るということにワクワク。
東京から三宅島に向けた飛行機は飛んだのですが、着陸するかが問題!
手荷物検査などの手続きを済ませ、
飛行機が着陸する瞬間を見ようと空港ターミナル外へ。
そしたら、小日山さん一家が見送りに来てくれていました!
そして青沼さんも!!
まさか見送りまで来てくれるとは思っていなかったし、2日しか話せなかったミホちゃんも来てくれて、本当に嬉しかったです。
なんと小日山さんからは、かわいいお土産もいただいて、この時点で泣きそうでした笑
ワイワイ話していると、飛行機が見え始めた。
そして、無事に着陸!!
この瞬間、三宅島から東京へ飛行機が飛ぶことが決定。
嬉しさと寂しさ、半分半分でした。
小日山さん一家とカズさんとは、ターミナル入口で別れました。
「また来月!」と言って、笑顔で別れたかったのに、
やっぱり涙目になってしまいました。思い出しただけで、泣いてしまいそうだ。
船での見送りだったら、どうなっていたんだろう。きっと号泣していただろうな〜。
飛行機だと、船とは違って島を出る最後の最後まで見送りをすることはできないけれど、
今回はそれでよかったんだと思いました。
ターミナルに戻ると、すぐさま保安検査場への案内。
青沼さんが待合室に入るまで見送ってくれて、本当に感謝でいっぱいです。
忙しい中、来てくださって嬉しかったです。ありがとうございました!
待合室に入ると、富賀神社大祭の写真がいくつか壁に貼ってありました。
すると、一枚の写真にカズさんがいる!!
これには思わず笑ってしまいました。
なんだか、最後まで見送りされた気分になりました。

待合室から飛行機までは、バスでの移動です。
そしたらなんと、バスの運転手が梶野さん!!本当に驚きました。
降りるときに「またね〜」と手を振って別れました。
飛行機に乗り込むと、私の席は窓側でプロペラがよく見える席!
これ、青沼さんが気にかけてくれたのかな?!って思うくらい、いい配置の席でした。
プロペラの飛行機に乗るのは初めてで、しかも真横にプロペラが見える!ってことで興奮していました。
飛行機が動き出して、滑走路を走り出すとき、梶野さんや空港職員の方々が飛行機に手を振っているのが見えました。
遠目でしか見られなかったけど、感動しました。
飛行機で東京まではあっという間で、本当にすぐ着きました。
1ヶ月の滞在を振り返るには短すぎて、
このときは「船で帰りたかったな〜」と思いました。
島の人が上京するときとか、時間がない人にとってはすごく助かると思いますが。
でも、今回は運良く飛行機が飛んでくれて助かりました。
羽田空港に到着!
荷物を取って、ゲートを出ると、
まず人の多さに身構えてしまいました。久々の都会!
なんだか分からないけど、すぐには空港から出る気がしなくて、
30分ぐらいボーッとしていました。
出発から45分くらいで東京に着いてしまうくらい、三宅島と東京は近い。
さっきまで三宅島にいたなんて、変な感覚でした。
遠いところにいたように感じていたのはなんだろう。
今までの交通手段が飛行機ではなく、船だったからなんだろうなあ。
これぞ船マジック!!
一ヶ月の三宅島滞在で、やり残したことは多いと思います。
ジオスポット制覇できなかったし、
まだ行ったことのない道もたくさんある。
イルカも観ることできなかったし、バードウォッチングもしていない。
でも、『あしたばん』作成を通して、色んな人と関わることができました。
島の情報を得ることにつながったし、取材することもできたし、
得た情報をコンスタントに発信していけたのもよかった。
書いた記事から繋がる人や、発展していく関係、間接的に知られていたり、そこから三宅島大学が知られていったり。
本当に濃い一ヶ月を過ごすことができたと思います。

地域で何かやるということ。新しいことを始めるということ。
私が一ヶ月いたことによって、変化したことはどのくらいのものなのだろう。
本当に微々たるものかもしれない。
ただ、グループじゃなくて、一人で滞在してみてよかったと思う。
それは、住民ベースでのコミュニケーションができたと思うから。
グループとグループの関係ではなく、個人とグループ、個人と個人、の関係。
そりゃあ、個人だとやりづらいこともあるし、不安もあったし、
大人数のほうが安心できる。
でも単身で乗り込んでいって、受け入れられたときの嬉しさは大きかった。
20118月の滞在は終わったけど、またふらっと長期滞在したいな。
これで終わりじゃなくて、むしろプロジェクトはこれから始まっていく。
そう思うと、ゆっくりと焦らずやっていくことって大切。
しっかりと地域に根付いて、発展・成長していく、そんな大学にしていきたいなあ。
やっぱり私の興味・関心はそっちにありそうです。
これからも、どうぞよろしくお願いします!!!

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